日本各地にある方言の魅力とは?

誰もがわかる共通語に対して、特定の地域だけで使用されている言葉のことを方言といいます。地域それぞれで言葉が発展したということや、都の言葉が地方へ伝播したため、それから方言が生まれたきっかけとされています。日本の方言は16種類ありますが、具体的には北海道・東北・関東・東海東山・八丈の東部方言が5種類、北陸・近畿・中国・雲伯・四国の西部方言が5種類、豊日・肥筑・薩隅の九州方言が3種類、奄美・沖縄・先島の琉球方言が3種類となっています。方言はその地域独特の言葉であるため、他地域の人が聞いても意味が理解されないこともありますが、伝統を守るためにも長く継承されるべき言葉なのです。

方言の魅力は、同じ言葉を話す者同士、意思疎通がスムーズに行える事です。例えば、東北地方など寒い地域に住んでいる人達は口をなるべく開かずに話をするが、相手も同じ境遇で育っていると問題なくコミュニケーションがとれます。また、大学進学や就職を機に地方から東京へ出てくる人も多くいると思いますが、その新しい土地で自分と同じ方言を話す者に出会えると不思議と安心出来るのです。

方言が同じで仲良くなることは意外と多く、それが仲間意識や結束にも繋がるのです。中には、方言を恥ずかしいと感じる人もいるようですが、他地域の人から聞くと、その言葉に温かみを感じたり、可愛らしさを感じたりします。実際、地方出身の女性が方言で話をしているのを聞いて、心惹かれる男性も少なくありません。方言は古い言葉のイメージがありますが、聞いたことがない者にとっては新鮮で魅力的な言葉なのです。